「不動産売却を検討しているが、水道などのライフラインはいつ止めるのだろう」
このように思っている方も意外と多いのではないでしょうか。
不動産売却と水道はあまり関係が無いようで、意外と関係があります。
今回は当社が半田市で不動産売却をお考えの方に水道の知識について解説します。
□ライフラインの名義を変更するタイミングとは
水道、ガス、電気などのライフラインは生活に当然不可欠なため、お住まいの際はほぼ必ず契約をしているかと思います。
しかし、その名義変更はいつ行うのか知りたいですよね。
名義を変更するタイミングと、注意点についてご紹介します。
まず、名義を変更するタイミングです。
名義を完全に変更するタイミングは引き渡しの時が良いでしょう。
引き渡しの1週間前にはライフラインの契約を解除して、止めておくと、売主と買主間でのトラブルを防げます。
電力会社などは、電力の自由化により自由に選択できるようになりました。
そのため、電力会社の違いなども発生する可能性があります。
もし、使用する電力会社が異なる場合、手続きがかなり面倒になるため、事前のライフラインの契約解除は必須でしょう。
ただし、引き渡しの日が完全に決まるまでは契約を続けるのをおすすめします。
「もう住まないから、契約を続ける必要が無い」と早々に契約を解除される方もいらっしゃいますが、内覧時にエアコンや照明が使えない状態では、成約が遠ざかってしまうでしょう。
余計なお金がかかると感じてしまうかもしれませんが、必要経費としてご理解ください。
□水道管の水漏れと契約不適合責任の関係
不動産を売却してまもなく、伝えていなかった重大な欠陥が見つかった場合、売主は買主に対して契約不適合責任を負う必要があります。
もし、水道管に欠陥があり、その影響で水漏れが発生してしまった場合は、その修繕費を売主の方が補償する必要があります。
この事態を未然に防ぐために、売却前に水道管のチェックはしっかり行ってください。
成約以前に水道管が壊れている可能性を正確に伝えていれば、このような責任を回避できる可能性があります。
また、契約不適合責任を負わない特約をつけておくのも有効でしょう。
□まとめ
今回は不動産売却の際に必要な水道の知識についてご紹介しました。
水道にかかわらず、ライフラインの契約の食い違いで買主の方とトラブルが発生しないように引き渡し前には契約を解除しましょう。
他にも不動産売却についてご不明な点がありましたら当社までお問い合わせください。