この記事は「不動産売却を考えているけど、どのように査定されているのだろう」という疑問を持った方に向けた内容です。
確かに、どうやって査定金額が決められているかは気になりますよね。
今回は不動産売却をするときの査定金額はどう決められているかを半田市の不動産会社が解説します。
□不動産はどのように査定されている?
不動産を査定する方法は主に3つあります。
1つ目は取引事例比較法です。
字面から何となく予想できそうですが、査定対象の不動産と過去に成約した不動産取引から近い条件の事例を比較して査定します。
2つ目は原価法です。
建物を新築した時の価格から、築年数によって減価していく方法です。
3つ目は収益還元法です。
これは、賃貸用の不動産が将来にもたらすと予想される収入から割り出します。
その中でも2つの方法があり、1つ目の直接還元法は年間の収入から利回りで割って求める方法と、2つ目のDCF法は投資期間から得られる利益と一定の期間を過ぎたときに物件の価格がどうなっているかを予想して合計する方法があります。
□不動産を査定に出す前に知っておきたいこと
次に不動産を査定に出す前に確認しておくと良いものを紹介します。
1つ目は書類が揃っているかです。
査定を円滑に進めるためには以下の書類を揃えると良いでしょう。
・本人確認ができるもの
・物件の登記済権利書
・固定資産税納税通知書
・公図
・マンションの場合は専有面積が記載してある資料
以上の5つです。
また、物件に関わる資料はあるだけ用意すると正確な査定が可能なので、これらの他に耐震診断を受けている場合は評価書類などをできるだけ用意しましょう。
2つ目は家に修理が必要な場所があるかを伝えることです。
その物件に瑕疵と呼ばれる不具合があって、それを伝えなかった場合に後でお金を支払う可能性があるので、値下げ材料になってしまいますが、会社にきちんと伝える必要があります。
3つ目はリフォームやハウスクリーニングをする必要があるかです。
大小を問わず、手を加える必要があるかを把握しておくと、正確な査定が可能です。
4つ目は土地の境界線が明確であるかです。
不動産売却で多いのが境界線のトラブルです。
境界線が明確になっているか、なっていないかを伝えるだけでも大幅に査定がスムーズに進めます。
□まとめ
今回は不動産売却をするときの査定金額はどう決められているかを解説しました。
これで、不動産のどこを見ているかが分かったでしょう。
また、査定をスムーズに進めるためにも紹介した書類は揃えておきたいですよね。
当社は愛知県の半田市を中心として、不動産売却のお手伝いをしています。
皆様のご相談をお待ちしています。