不動産を売却する上で、お金の流れを把握しておくことは非常に重要です。
不動産売却は買主との取引なので、お金のことでトラブルに発展することも考えられます。
この記事では、不動産売却の際のお金の流れについて解説します。
この記事を参考に、お金の流れを把握しておきましょう。
□不動産売却の際のお金の流れを3ステップで解説!
ステップ1では、売買契約時に手付金を受け取ります。
不動産売却をして初めにお金のやり取りが発生するのは、売買契約時です。
契約書を確認し、売主と買主の双方が署名捺印すると契約が成立します。
この際に、買主は売主に対して手付金を支払います。
手付金の相場は売買価格の10パーセントですが、最近では100万円が一般的になってきています。
しかし金額は買主と売主で自由に決められるので、お互いに希望があるならよく話し合って決めましょう。
ここで注意していただきたいのが、手付金は不動産の引き渡し時まで私用に使わないことです。
万が一契約が成立しなかった時のために保管しておきましょう。
ステップ2では、不動産の引き渡し時に残りの代金を受け取ります。
引き渡しでは売主が領収書や書類を買主へ渡し、司法書士が登記手続きをします。
この際、売主は手付金を買主に返し、改めて全額を支払ってもらうのが正式な流れです。
しかし、一般的には2回に分けて会計という形で処理されています。
ステップ3では、2種類の清算金を受け取ります。
売主は売買価格以外にも清算金を受け取れます。
本来は払う必要のない金額を売主が代わりに支払っているので、遠慮せずに受け取りましょう。
1つ目は、固定資産税や都市計画税です。
固定資産税や都市計画税は、1月1日時点での不動産の持ち主に課税義務が課されます。
そのため、1年の途中で売買が成立したのであれば、その日以降の税金を日割り計算して買主から受け取りましょう。
ご自身のお住まいの地域の清算方法に従ってください。
2つ目は、管理費や修繕積立金です。
売買している不動産が分譲マンションの場合、管理会社に管理費や修繕積立金を月ごとに支払いますよね。
引き渡しが完了した後の日にち分の金額は清算してもらえます。
□不動産売却の代金を現金で受け取ったら?
売却代金を現金で受け取った場合、多額の金額を持ち歩いたり、家で保管したりすると盗難や紛失のリスクが高まります。
現金で受け取ったら、そのまま銀行の窓口に直行しましょう。
ATMだと1日の入金制限があるので、できれば一括で入金できる銀行の窓口を利用することをおすすめします。
□まとめ
今回は、不動産売却の際のお金の流れについてご紹介しました。
分からないことがありましたらサポートしますので、安心してお任せください。
半田市で不動産売却をお考えでしたら、当社までご連絡ください。