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相続した家に住み続けることのデメリットは?相続では話し合いが重要です!

「親名義のまま家に住むことに、何か影響はあるのだろうか」と不安に感じている方は少なくないと思います。
実は、親名義を変更せず、相続した家にそのまま住み続けることはあまりおすすめできません。
この記事では、そのおすすめできない理由と相続において大切なことについて詳しく解説します。

 

□親名義を変更せず相続した家に住み続けることをおすすめできない理由とは

1つ目の理由は、新しい相続の発生時にトラブルになるからです。
法律上は、相続した家に親名義のまま住んでも全く問題ありません。
その理由は、名義変更の手続きに期限が定められているわけではないからです。

しかし、法律上は問題なくても、名義変更しないことによって問題が発生する可能性はあります。
たとえ相続していたとしても、名義変更をしない限りは当初の被相続人の財産であり、自身の財産になるわけではないからです。

例えば、被相続人である父の家に相続した長男が名義変更をしないまま住み続けたとします。
住んでいる間に、次男が亡くなってしまったらどうなるでしょうか。

家は父名義の財産のままなので、次男にも財産を相続する権利が残ったままになってしまいます。
次男が相続できたはずの財産ということで、次男の配偶者は相続権の主張が可能になるのです。
このような事態が続くと、相続人がどんどん増加していき、登記がとても難しくなりトラブルが多発するでしょう。

2つ目は、家の売却や不動産担保ローンを組めないからです。
家の売却には、名義人の同意が必要となりますが、名義変更をしていないと自身の意志で埋却ができません。
それに加えて、その家を担保にローンを組むこともできません。

3つ目は、相続税や固定資産税がかかるからです。
親名義であることが理由で、住んでいる人が税金を回避できるわけではありません。
名義変更をしていなくても課税対象になるので、相続税や固定資産税を支払う必要があります。

 

□相続するのかについては話し合いが大切

親の家に関しては、同居人や離れて暮らす子供が主張しあうと、紛争が長くなってしまうでしょう。
そうならないために大切なのは、自分の利益だけでなく相続人全員の利益を考えることです。
相続人の生活状況を考えて、現実的な解決策を柔軟に探しましょう。
例えば、他の相続人に家賃を払って住み続ける方法や、転居負担が必要となる同居人に多めに分配するという方法があります。
お互いが納得できるよう、妥協しあいながら話し合いを進めていってください。

 

□まとめ

今回は、親名義のまま相続した家に住み続けることをおすすめできない理由と相続する上で大切なことについて詳しく解説しました。
親名義のまま家に住み続けてしまうと、家の売却ができなくなり、相続に問題が発生することがあります。
半田市周辺で家の売却にお悩みの方は、ぜひ当社をご検討ください。

投稿日:2021/12/21   投稿者:-