半田市周辺で
「離婚後、住み続ける家の扱い方を知りたい」
「残ったローンの扱い方を知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は離婚の時に確認すべき住宅ローンと公正証書についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□離婚するときに気を付けるべき住宅ローン
離婚するときに住宅ローンの以下の点に注意しましょう。
1つ目は住宅ローンの契約内容です。
住宅ローンの返済義務は、住宅ローンの名義人にあります。
離婚が決まった時は、はじめに住宅ローンの名義人が誰になっているのかを確認しましょう。
2つ目は住宅ローンの残高です。
どのように住宅ローンを完済するかを判断するためにも、住宅ローンがどのくらい残っているのかを確認しましょう。
返済予定が記載される償還予定表で契約内容の詳細を確認しましょう。
手元にない場合は再発行をおすすめします。
3つ目は不動産の価格調査です。
不動産の価値がいくらくらいなのかを早めに知っておきましょう。
不動産価格を知ることで自宅を売却するのか住み続けるのかの指標になります。
売却するのか、誰が住み続けるのか今後の見通しを具体的に立てましょう。
□公正証書について
夫もしくは妻が住宅ローンを支払う場合は公正証書にしましょう。
妻から夫に住宅ローンの資金を渡すことは可能です。
したがって、金融機関に対しては夫が支払いをするけれども、夫婦の間で妻が住宅ローンを負担する約束をする方法を選択する方もいます。
この場合、住宅ローンを完済したときは家の所有名義を妻に移転する取り決めをすることが必要になります。
そこで大切になるのが公正証書です。
公正証書とは、公証人が作成した法律行為、権利についての証書のことで、信用性が高いため事実上紛争の蒸し返しを防げます。
住宅ローンは完済まで何十年もかかるものです。
夫がローン完済後に家の名義変更に応じてくれない場合も考えられます。
公正証書を発行して上の危険性を少しでも減らしておきましょう。
公正証書にしたからといって100パーセント不動産の名義変更が可能なわけではありません。
慰謝料や養育費といった金銭の受け渡しがない場合は、裁判所の判決がなくても強制執行できます。
ある場合は夫の協力を得る必要があります。
□まとめ
離婚後の住宅ローンの扱い方についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。