半田市周辺で離婚をお考え中の方で、不動産の名義変更に関する疑問がある方は必見です。
今回は、ローン名義変更をする方法と、かかる費用をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□離婚時にローンの名義変更はどうやって行う?
不動産の名義変更は住宅ローンが残っている場合、法務局への書類提出の他に、金融機関との調整も必要です。
これは、不動産の名義と住宅ローンの名義が別物だからです。
住宅ローンを一括返済できない場合、名義変更を勝手に行えない点に注意しましょう。
ここからは、住宅ローンの名義変更の3つの方法を紹介します。
1つ目は、「住宅ローンの借り換え」です。
まず、借り換えの融資で、もともとあった全住宅ローンを返済します。
既存の住宅ローンが完済されたら、不動産に居住する側が債務者となります。
その後、新規の住宅ローンの支払いが始まります。
デメリットは、新たな債務者のローン審査は通りにくいことです。
例えば、夫から妻にローンの名義を変更するときは、妻に夫と同水準の収入が求められます。
2つ目は、「連帯債務者の変更」です。
ただし、新たな連帯債務者には以下の条件が課されます。
・以前の連帯債務者と同水準の収入
・ローン以上の資産を持つ人、または資産そのもの
このように、不動産を担保に入れることによっても可能です。
3つ目は、「共有名義から一方のみの名義に変更すること」です。
夫婦で連帯債務となっている場合、離婚後に共有名義を居住する側に統一できます。
ただし、この手続きをするための審査は厳しいものとなります。
□名義変更にかかる費用を紹介します!
*登録免許税
登記申請にかかる税金です。
通常は登記申請書とともに提出し、財産分与を目的とする所有移転登記の場合、固定資産評価額の2パーセントが課税されます。
*書類取り寄せ費用
住民票、印鑑証明書、評価証明書の取り寄せ費用は300円程度、登記謄本の取り寄せ費用は不動産一つあたり1200円です。
合計で数千円程度かかります。
また、手続きを司法書士に任せた場合、以上に加えて4から5万円かかることになります。
これら費用は、申請する役所や事務所により変わってくることは知っておきましょう。
□まとめ
ローンの名義変更は、変更後の債務者に返済能力が求められる点でハードルが高いです。
容易でないことは覚えておきましょう。
また、かかる費用は登録免許税、書類取り寄せ費用、司法書士費用であることも紹介しました。
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。