「家を相続するのに必要な費用って何があるのかな」
「相続の流れについて知りたい」
このような不安を解消せず、知識がない状態で相続をすると、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
今回は半田市周辺にお住まいの方へ、相続時に発生する費用や相続の流れをご紹介します。
□家を相続する際に共通して発生する費用について
家の相続で必要な費用は色々あるものの、全てに共通するのが相続登記と必要書類取得にかかる費用の二つです。
その他にも相続税などがありますが、今回はこの二つに絞って紹介します。
相続登記とは、被相続人の名義の家や不動産を相続人の名義に変更する手続きのことです。
誰が所有しているのか、広さはどれくらいかなど、全ての家の情報が法務局に記録されています。
この情報を新たな名義に変更することが相続登記であり、この手続きに必要なのが登録免許税です。
また、必要書類取得にかかる費用には以下のものがあります。
相続する家の数や相続人の数によってはまとまった費用が必要なケースもあるため、注意してください。
・被相続人の人生全ての戸籍謄本
・全ての相続人の印鑑証明書
・全ての相続人の住民票
・固定資産評価証明書
・全部事項証明書
・遺産分割協議書
・被相続人の住民票を削除するための除票
□家を相続する流れをご紹介!
家を相続する場合は以下の4つの流れで進みます。
1つ目は、遺言書の有無を確認することです。
遺言書の有無により今後の手続きが変わるため、はじめに確認してください。
遺言書の効力は以下のものがあります。
・被相続人が望まない相続を防ぐ
・法定相続に関わりなく取り分が決められる
・遺産分割方法の決定を第三者に委託できる
・隠し子を認知し相続人に加えられる
・残された子が未成年の場合、第三者を後見人として指定できる
・法定相続人以外の第三者への遺贈を指定できる
ただし、遺言書が有効化されるには押印や日付等の条件を満たす必要があります。
内容を確認する前にまずは有効かどうかを確認しましょう。
2つ目は、遺産分割協議を行うことです。
遺言書があれば取り分をスムーズに決められます。
しかし、存在しない場合は法定相続人で分けることとなります。
相続人全員で財産をどうやって分けるか話し合うのが遺産分割協議です。
3つ目は、遺産分割協議書を作成することです。
2つ目で話し合った内容が相続人全員でまとまれば書面にまとめます。
この書面が遺産分割協議書です。
4つ目は、相続登記を行うことです。
最後に相続登記を行い家の名義を相続人に変更します。
相続人が決まれば必要書類や費用を用意し、なるべく早めの手続きを行いましょう。
□まとめ
相続の大まかな流れや費用についてご理解頂けたでしょうか。
家の相続は特にトラブルが発生しやすいですが、しっかりと理解を深めておくことで対策できます。
半田市周辺で相続した家の売却を検討している方はお気軽に当社までお問い合わせください。