「半田市周辺で親名義の家を相続したけれど、どうすれば良いのか分からない。」
「相続した不動産の価値を知りたい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、相続した不動産の価値の調べ方と親名義の家を相続した場合の注意点について紹介します。
□相続した不動産の価値を調べる手順について
相続した不動産の価値を知る上で必要なことが3つあります。
それぞれについて紹介していきます。
1つ目は、4年に1回納付している固定資産税を確認することです。
相続した際の評価には不動産の面積が重要で、固定資産税によって面積が分かります。
そして、固定資産税通知書が郵送されて自宅に届けられるため、確認するようにしましょう。
2つ目は、「財政評価基準書、路線価図、評価倍率表」と呼ばれるサイトにある路線価図を確認するようにしましょう。
ここから評価額を1平方メートルあたりで知れます。
3つ目は、面積と評価額から不動産の価値を計算します。
評価額の1平方メートルあたりと面積を掛けることで簡単に算出できます。
ただし、時価であるため、ある程度変動する恐れがあります。
□親名義の家を相続した場合の注意点について
親名義の家の相続は、親族間でトラブルになる場合があるため、注意が必要です。
そのため、事前に注意する点として今回紹介します。
1つ目は、共有名義にしている相続についてです。
共有名義とは、相続する際に複数人と共有して名義になっている場合です。
不動産を売却したり、処分したりするにも、この共有名義全員の同意が必要になるため、意思決定に時間がかかります。
2つ目は、親が認知症になってしまい相続の話ができないことです。
認知症になって意思能力がない場合は法律行為が無効になるため、認知症になる前にしっかりと相続に関して準備しましょう。
3つ目は、生前贈与を検討中の方は贈与税に気をつけることです。
相続税を減らせますが、贈与税が発生するため注意しましょう。
4つ目は、夫に先立たれた場合に妻がそのまま住み続けられる配偶者居住権についてです。
これを利用すると妻が亡くなった後の相続税を減額できるため、相続税対策として注目を浴びています。
ただし、最近施行されたので、どのような問題点があるのかについてまだ不透明な部分が多いため、相続に強い事務所へ相談することをおすすめします。
□まとめ
相続した不動産の価値の調べ方と親名義の家を相続した場合の注意点について紹介しました。
不動産の価値は土地の面積と評価額から簡単に算出できます。
家族間でトラブルになる場合が多いため、注意が必要です。
当社は、半田市周辺で不動産を売買していますので、お気軽にご相談ください。