司法書士がどのような業務を行なっているかご存知ですか。
司法書士に依頼することで、相続の手間を省けます。
今回は、司法書士に依頼できる手続きと、その費用についてご紹介します。
□司法書士の役割とは?どのような手続きを依頼できるのかご紹介します!
司法書士に依頼できる手続きを5つご紹介します。
1つ目は、相続人調査です。
相続人調査の内容は、相続が発生した際の相続人が誰になるかを調査することです。
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本をすべて取得し、家族関係を調査する必要があり、自力で行うのは大変です。
司法書士に依頼することで、手間を省けます。
2つ目は、相続方法の決定と相続財産の調査です。
相続方法には、「単純承認」「限定承認」「相続放棄」の3種類があります。
相続財産が複数の金融機関にある場合、その調査に時間と手間がかかるため、司法書士への調査依頼をおすすめします。
また、相続放棄に必要な相続放棄申述書の作成、遺産分割協議書の作成、不動産登記なども、司法書士に依頼できます。
3つ目は、不動産の相続登記に関する手続きです。
被相続人が土地や建物を所持していた場合、相続登記を行います。
なお、2024年4月1日からは、相続登記が義務化されるので注意しましょう。
司法書士は登記の専門家なので、たとえ弁護士が関わっていても、登記は司法書士に依頼する、ということが多いです。
4つ目は、遺言に関する手続きです。
遺言書には様々な種類があり、書き方を間違えると、無効になる可能性があります。
司法書士には、遺言書作成、遺言書の検認申立書類作成など、遺言に関する業務を依頼できます。
5つ目は、生前対策です。
生前対策についても相談できます。
例えば、家族信託の契約書の作成や不動産登記などの手続きは司法書士に依頼できます。
また、任意後見契約や成年後見の申立てなどの依頼も可能です。
□相続した家の手続きを依頼した際にかかる費用の相場は?
司法書士にかかる費用は、不動産の数や評価額によって異なりますが、一般的な不動産であれば、およそ5万から8万円です。
ただし、これの金額は「相続登記申請」の場合で、「戸籍収集代行」や「遺産分割協議書作成」など、相続登記以外の手続きも依頼した場合は、およそ7万から15万円になります。
また、複数の不動産を所有していたり、相続人が10人以上いたりする際は費用が数十万円かかる場合もあります。
□まとめ
今回は、司法書士が行える手続きとその費用についてご紹介しました。
司法書士は不動産に関するプロフェッショナルです。
手続きに不安がある方は司法書士を検討するのをおすすめします。
半田市周辺の方で、不動産の売却をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。