結婚を機に家を建てたにもかかわらず、離婚してしまうケースはよくある話です。
中には、家を建てたことが原因で、離婚する場合もあります。
今回は、家を建てると離婚率が上がるのか、離婚前に家を建てるメリットを解説します。
□家を建てると離婚率は上がる?
結論から言うと、家を建てると離婚率が上がるという事実関係はありません。
しかし、家を建てる夫婦の離婚率が高いといわれているのには理由があります。
その理由を5つご紹介します。
1つ目は、夫婦間の意見の食い違いが起こることです。
長く暮らす家だからこそ、お互い譲れない部分が発生するのは仕方がないことです。
そのような場合に、夫婦で話し合って譲り合えれば問題ありませんが、難しいことの方が多いです。
結果、お互い妥協できず、気持ちが徐々に離れてしまい、離婚を選択してしまうことがあります。
2つ目は、話し合いに協力的でないことです。
夫婦のどちらかが、すべて相手に任せきりにすることがあり、任された側は、これから夫婦で過ごすための大切なことであるのに、自分にすべて押しつけられることで、不快感を覚えます。
それが原因で、イライラやストレスがたまり、夫婦の仲が悪くなり、離婚してしまうことがあります。
3つ目は、住宅ローンの返済が困難なことです。
ローン返済が困難になると、金銭面だけでなく精神的な余裕もなくなり、夫婦関係が悪くなります。
住宅ローンに限らず、金銭トラブルは離婚の原因になりやすいものです。
4つ目は、夫婦の時間が減ることです。
家を建てて、お互いの部屋を持つことで、顔を合わせる機会が減ってしまいます。
そのような、すれ違いの生活が続くと、お互いの愛情が冷めていき離婚することもあります。
□離婚前に家を建てるメリットとは?
離婚する前に家を建てることで、子供に資産を残せられたり、賃貸と比べて、将来一人で支払う金額を考慮すると得だったりする場合があります。
離婚前に家を建てる場合は、住宅ローンを利用することも多いので、働いていること、借金がないこと、十分な貯蓄額があることが大切です。
離婚する予定の方が家を建てることはほとんどないと思いますが、もし、離婚することになっても、離婚前に家を建てることはメリットにつながります。
□まとめ
これから幸せに暮らすために家を建てたのに、離婚したいと思うようならないよう、家を建てる前に、夫婦間でよく話し合うことが大切です。
家を建てたことが原因で、離婚する確率が上がるという決定的な事実はありませんが、離婚に至る要因はいくつかあるので、家を建てる前に確認しておくと良いでしょう。
半田市周辺にお住まいで、これから家を建てる予定の方はぜひ本記事を参考に、家を建てる計画を進めてみてください。